シロアリ駆除の方法と手順を徹底解説!ヤマト産業の強みとは?
【目次】


シロアリ駆除は、実際どのような方法で行われているのか、また、どのような手順で行われるのか気になるという人も多いのではないでしょうか?
シロアリ駆除は、薬剤の散布する工事だけに、安心安全な作業であることがきわめて重要なポイントとなります。
そこで今回は、ヤマト産業で行うシロアリ駆除の方法と、その手順について詳しく解説いたします。
また、シロアリ駆除におけるヤマト産業ならではの「強み」についても、併せてご紹介いたします。
シロアリ駆除の方法
ヤマト産業で行うシロアリ駆除は、「公益社団法人日本しろあり対策協会」の「施工仕様書」の基準に則った方法で作業を行っています。
基本となる方法は、大きく以下の3つです。
- 木部薬剤注入
- 土壌散布
- 壁面・土間薬剤注入
木部薬剤注入
「木部薬剤注入」とは、シロアリの被害を受けている場所を特定し、木材の内部に侵入しているようなら穴を穿孔して薬剤を注入する方法です。
なお、穿孔とは、電動ドリルなどの工具を使って穴をあける行為のことをいいます。
木材への穿孔は、シロアリの被害を受けていない木材に対してむやみに行うことはなく、また穴は6~8mm程度と小さいため、建物の強度に影響することはありません。
土壌散布
「土壌散布」とは、今後のシロアリの発生を予防するため、床下全体に薬剤散布を行う方法です。
シロアリの侵入経路は地面の下からであり、床下の土壌面に薬剤を散布することで効果的に侵入を防げます。
壁面・土間薬剤注入
「壁面・土間薬剤注入」とは、タイル貼りの浴室やトイレ、玄関などの床下に人が入れない場合など、壁面や土間に小さな穴を穿孔して薬剤を注入する方法です。
タイル貼りの浴室やトイレ、玄関などは、シロアリの被害が多く確認される部分でありながら床下からの薬剤散布が難しい場所となります。
しかし、この部分が盲点とならないよう、壁面や土間から薬剤を注入して確実な駆除を働きかけることが重要です。
なお、壁面・土間薬剤注入のためにあけた穴は、木栓やセメントなどを使って補修処理を行います。
シロアリ駆除の手順
こちらでは、シロアリ駆除を実際にどのような手順で行うのか解説いたします。
シロアリ駆除の手順は、大きく以下の通りです。
- 事前準備
- 養生
- 木部薬剤注入
- 土壌散布
- 壁面・土間薬剤注入
- 工事内容の説明
シロアリ駆除の手順①:事前準備
作業時間に作業員が到着した後、施工内容について説明をいたします。
また、作業をスムーズに、そして安全に進めるため、間取りや電気ブレーカー、止水栓の位置を確認させていただきます。


シロアリ駆除の手順②:養生


作業員が移動する通路や点検口など侵入口まわりを中心に、養生シートなどを使ってしっかりと養生を行います。
シロアリ駆除は、薬剤を使用するため、十分に養生を行った後に施工を始めることが重要なポイントとなります。
というのも、作業に用いる工具を持ち込む必要があることから、床や壁など仕上げ材に接触するとキズを付ける恐れがあるためです。
また、作業員は侵入口から何度も出入りするため、床下のほこりなどを舞い上げて室内を汚してしまうかもしれません。
これらを防止するためにも徹底した配慮が必要となるのです。
ヤマト産業では、養生はもちろんのこと、さらに侵入口をテントでふさぐなど、慎重に慎重を重ねたうえで施工を行っています。
シロアリ駆除の手順③:木部薬剤注入


養生が完了したら、床下での作業に移ります。
まず、シロアリの被害を受けている木材に穿孔して薬剤を注入する「木部薬剤注入」を行います。
なぜ「木部薬剤注入」が有効な方法なのかというと、被害が進行した木材の内部には多くのシロアリが生息しており、それらを効果的に駆除できるためです。
また、シロアリの被害を受けていない木材には、表面に薬剤の吹き付けを行います。
というのも、使用する薬剤には防腐剤も配合されており、木材にとって大敵である「木材腐朽菌」の被害を防ぐ効果も期待できるためです。
「木材腐朽菌」とは、その名の通り木材を腐らせる菌のことであり、重要な構造部で繁殖が進むと、建物の強度にもダメージを与えることがあります。
シロアリ駆除の施工は、シロアリだけでなく、「木材腐朽菌」による被害を防止することにもつながります。
シロアリ駆除の手順④:土壌散布


シロアリ駆除は、被害を直接受ける木材だけでなく、土壌に対して薬剤を散布する「土壌散布」を行う必要があります。
そもそもシロアリは土の中に巣をつくって住処としており、床下へは地面の下から侵入します。
つまり、侵入までの道筋となる土壌に薬剤を散布しておくことで、シロアリの駆除と予防ができるわけです。
なお、ベタ基礎の場合はその表面に散布を行い、防湿シートを敷いている場合はめくりながら散布を行います。
シロアリ駆除の手順⑤:壁面・土間薬剤注入


床下の施工が完了したら、床上の必要な場所に対し「壁面・土間薬剤注入」を行います。
「壁面・土間薬剤注入」を実施するのは、おもに以下のような場所です。
- タイル貼りの浴室
- タイル貼りのトイレ
- 玄関の床
- 玄関の袖壁
- 玄関の木製ドア枠
以上の場所は、床下に十分なスペースがないため、床の上に位置する壁や土間などに穿孔して薬剤を注入しなくてはなりません。
シロアリの被害が多く確認される場所でもあり、予防としても効果を発揮するポイントとなる施工です。
浴室タイルや玄関タイルなどは目地部分に、玄関の袖壁は任意の一部に、そして玄関の木製ドア枠は根元部分にそれぞれ穴をあけて薬剤を注入します。
注入後の穴は、セメントや木栓などを用いて補修を行います。
シロアリ駆除の手順⑥:工事内容の説明
すべての施工が完了したら、その場で実施した工事内容の説明を行います。
また、施工後には5年間の保証を付けており、数日後に改めて施工報告書と併せて保証書の送付をいたします。
ヤマト産業の強みについて


ヤマト産業は、京都で27年間シロアリ駆除を行ってきた実績があり、豊富な経験で培った知識と技術を持ったプロフェッショナル集団です。
シロアリ駆除の施工は、外注を使わず顔の見える社員が行うことで、より安心していただける体制を整えています。
社員教育も充実しており、身だしなみや言葉遣いはもちろんのこと、女性のお客様にも安心いただけるよう女性スタッフによるサービスを提供できることも大きな強みです。
また、実際の施工前にはこれから行う工事内容をしっかりと説明し、そして施工後にも床下の施工写真を提示して行った工事の内容を丁寧に説明いたします。
そして、ヤマト産業がなによりも強みとしているのは「お客様への配慮」です。 例えば、以下のようなことが挙げられます。
- 施工中には侵入口に室内の汚れ防止のテントを設置する
- 木部薬剤注入では無駄な穿孔処理をしない
- お客様の生活に配慮して施工する(家事中、必要に応じて養生を撤去するなど)
- アフターメンテナンスの充実(3年目の中間点検、5年目の最終点検など)
ヤマト産業は、徹底した社員教育により、お客様に満足していただけるサービスの提供を心掛けています。
長く地元に根付き、豊富な実績によって培った知識と技術がお客様の満足につなげられることがヤマト産業の強みです。
まとめ
ヤマト産業のシロアリ駆除は、「公益社団法人日本しろあり対策協会」の「施工仕様書」の基準に則って施工を行います。
また、施工の際には、お客様への配慮と満足していただけるサービスの提供を心掛けています。
シロアリ駆除を検討している方は、お気軽にご相談ください。