シロアリの大きさはどのくらい?実は知らないクロアリとの見分け方も解説

シロアリの大きさはどのくらい?実は知らないクロアリとの見分け方も解説

「シロアリってどのくらいの大きさなの?」
「床下で見つけたこの虫…まさかシロアリ!?」

そんな疑問や不安を抱えて、この記事を開いた方も多いのではないでしょうか。

特に春から夏にかけての季節には、「床下や木材のそばで見慣れない小さなアリを見つけた」といったご相談が、私たちのもとにも数多く寄せられます。

シロアリは、思っている以上に小さく、そして思っている以上に見分けにくい虫です。「気になるけど、シロアリかどうかわからない」という状態が、実はいちばんモヤモヤしますよね。

この記事では、シロアリ駆除歴30年以上・累計100,000件以上の施工実績をもつヤマト産業が、シロアリの大きさから、通常のクロアリとの見分け方、発見時の役立つチェックリストまで、必要な情報をわかりやすく整理しました。

あなたの不安が少しでも和らぐお手伝いができれば嬉しい限りです!

シロアリの大きさはどのくらい?実際のサイズを確認

シロアリの大きさをチェック

まずは大きさです。実は、シロアリは肉眼では見落としてしまうほど小さな虫なんです。

ただ、一口に「シロアリ」といっても、日本の住宅に被害をもたらす種類は主に3つあり、それぞれサイズが大きく異なります。

まずは種類別・階級別のサイズをしっかり確認していきましょう!

種類・階級別のサイズを表で一気に確認する

シロアリには「働きアリ・兵アリ・羽アリ」などの階級(カースト)があり、そのサイズを表にまとめました。

種類働きアリ兵アリ羽アリ
ヤマトシロアリ約3.5~6mm約3.5~6mm約5~7mm
イエシロアリ約4~6mm約3.8~6.5mm約7~9.5mm
アメリカカンザイシロアリ約5~7mm※約8~11mm約7mm前後

日本でもっとも多く見られるヤマトシロアリは約3.5~6mmとコンパクトですが、外来種のアメリカカンザイシロアリの兵アリは最大で11mmにもなります。

「同じシロアリなのにここまで違うの?」と感じる方もいますが、兵アリは外敵と戦うために頭部や顎が発達し体が大きくなる一方、働きアリは巣の中を動き回りやすいようコンパクトな体型をしています。

役割が違えば、体のつくりも自然と変わってくるのです。

※アメリカカンザイシロアリの働きアリは、脱皮すると兵アリや羽アリに変わる可能性があるため「擬職蟻(ぎしょくぎ)」と呼ばれます。
※羽アリは翅(はね)を含めると10mmを超えることがあります。

「どのくらいの大きさ?」を身近なものでイメージ

mm単位の数字だけではサイズ感がつかみにくい方のために、1円玉や身近なものと比べてみます。

比較対象大きさの目安
ごまひと粒約1~2mm
1円玉の直径20mm(2cm)
ヤマトシロアリ
(働きアリ)
約3.5~6mm
(1円玉の約1/3以下)
イエシロアリ
(働きアリ)
約7.4~9.4mm
(1円玉の約1/3程度)
アメリカカンザイシロアリ
(兵アリ)
約8~11mm
(1円玉の約1/2強)

実際に見ると「こんなに小さいのに家を食い荒らすの?」と拍子抜けする方もいますが、その小ささゆえに気づかないまま被害が進むのが、シロアリの怖いところです

アメリカカンザイシロアリは特に階級差が大きい

3種の中で、もっとも階級によるサイズ差が際立つのがアメリカカンザイシロアリです。

  • 働きアリ(擬職蟻)…約5~8mm
  • 兵アリ…約8~11mm
  • 羽アリ(翅含む)…10mmを超えることも

働きアリと兵アリで最大6mm近くの差があるため、同じ種類とは思えないほど見た目が異なります。

くわえて、アメリカカンザイシロアリは乾燥した木材の中にも巣を作れる外来種で、1棟の建物に複数の巣を形成することが多く、早期発見が難しい厄介な種類です。

家の中で見慣れない白っぽい虫を発見したとき、もし体長が大きい様子であれば、アメリカカンザイシロアリの可能性も念頭に置いておく必要があるでしょう。


以上、日本に生息する3種のシロアリについて、種類・階級別の実際の大きさを解説しました。

階級によってサイズが大きく変わる点を知っておくだけでも、「家で見つけた虫の正体」を絞り込む手がかりになるはずです。

シロアリとクロアリの見分け方!大きさ・形・色の違いを比較

シロアリとクロアリの見分け方

「シロアリ」という名前なのに、実はそれほど白くないことを知っていますか?そのため「黒いからクロアリだろう」と思い込んで見過ごす方が少なくありません。

シロアリとクロアリは見た目がよく似ていますが、体の形・触角・羽の特徴に明確な違いがあります。

体の形・触角・色の違いを表で整理する

項目ごとに比べると次のようになります。

比較項目シロアリクロアリ
体のくびれなし(ずん胴)あり(胸と腹の間にくびれ)
触角の形数珠状(まっすぐ)くの字に折れ曲がる
働きアリの体色乳白色黒〜こげ茶色
羽アリの体色黒褐色/黄褐色黒色

もっとも見分けやすいポイントは「体のくびれ」です。

クロアリはハチの仲間なので、胸と腹の間にはっきりしたくびれがあります。一方、シロアリは分類上ゴキブリに近い仲間で、胸から腹にかけてつながったずん胴な体型をしています。

くれぐれも、「白っぽくて小さい=シロアリ」「黒い=クロアリ」という思い込みは危険です。色だけで判断せず、くびれの有無と触角の形をあわせて確認することが大切です。

羽アリの見分け方は「翅の形・翅脈」がカギ

羽アリの状態では、体にくびれがあってもわかりにくくなります。そこで注目したいのが「(はね)の形」と「翅脈(しみゃく)」です。

翅脈とは、翅に入っている筋のことで、シロアリとクロアリでは模様がまったく異なります。

比較項目シロアリの羽アリクロアリの羽アリ
前翅と後翅のサイズほぼ同じ大きさ前翅が後翅より大きい
翅脈の特徴細かく密で繊細太く少なく、枝分かれが目立つ
翅の透明感くすんだ色で透明感が少ない透明感があり、すけて見える

翅を閉じた状態でも、翅脈が細かく密かどうかを確認することが判別の手がかりになります。

「もしかしたら…」という不安があるなら、虫を数匹ティッシュに包んで保管しておきましょう。後の調査時に、専門家が種類を特定する際の大切な手がかりになります。

なお、シロアリの翅はとても取れやすく、羽アリが発生した場所の近くに翅だけがはらはらと落ちていることもよくあります。

虫本体を観察するのが難しい場合も、落ちた翅の翅脈を確認するだけでシロアリかどうかの判断材料になります。

以上、シロアリとクロアリの見分け方について、体の形・触角・色・翅の特徴ごとに解説しました。

【チェックリスト】床下や木材で見つけた虫はシロアリ?

シロアリのチェックリスト

「虫を見つけた…でもこれはシロアリなのか?」、そんな方のために“虫の外見・発見場所・周囲の状況”の3つの視点からチェックできる項目を用意しました。

もし家で虫を見つけた場合、当てはまるものを確認してみてください。

【虫の外見】

チェック項目ポイント
体が白〜乳白色をしている働きアリ・兵アリに多い体色
体にくびれがなく、ずん胴に見えるクロアリはくびれが明確にある
触角がまっすぐ、または数珠状に連なっているクロアリの触角はくの字に折れる
羽アリの場合、4枚の翅がほぼ同じ大きさクロアリは前翅が後翅より大きい
羽アリの体色が黒褐色or黄褐色(真っ黒ではない)色だけでは判断できないが参考に

【発見場所】

チェック項目ポイント
床下・浴室まわり・台所など湿気の多い場所で見つけたシロアリが好む環境
木材や柱のすぐそばにいた食害箇所の近くに潜む
春〜秋(4月〜10月ごろ)に羽アリが発生した主要3種の羽アリシーズン

【周囲の状況】

チェック項目ポイント
木材の表面や内部に細いトンネル状の跡がある食害痕の典型的なサイン
泥状のトンネル(蟻道)が柱や基礎に沿って伸びているヤマトシロアリ・イエシロアリに多い
砂粒〜俵状の小さな粒が1カ所にまとまって落ちているアメリカカンザイシロアリの糞の特徴
柱や木材を叩くと、こもったような空洞音がする内部が食い荒らされているサイン
床がぶかぶかとたわむ、または踏むとぎしぎし音がする床下の木材が弱っている可能性

シロアリは暗い場所をひっそりと動き回るため、目視だけでは全体像をつかむことができません

また、蟻道が見当たらない場合でも安心とは限らないんです。たとえば、アメリカカンザイシロアリは、飛来した羽アリが乾燥した木材に直接入り込んで巣を作る外来種のため、蟻道を作りません。

もし砂粒〜俵状の糞の粒が見つかった場合は、蟻道の有無にかかわらず専門家への相談をおすすめします。

自己チェックはあくまでも「疑いの目安」であり、本当にシロアリかどうかは床下を含めた専門的な調査ではじめて確認できます。

プロのシロアリ駆除でできること!自分では対処が難しい理由

シロアリは木材の内側や土の中にひっそりと巣を構え、私たちの目に触れないところで活動しています。

市販の殺虫スプレーは表面に出てきた個体には効果が期待できるものの、巣の奥深くにいる女王アリや大多数の働きアリには通常届きません

さらに、スプレーをかけることでシロアリが危険を察知し、別の場所へ分散・移動してしまう場合があります。その結果、被害エリアが広がるという逆効果になることも少なくありません。

DIYによる応急処置を否定するわけではありませんが、シロアリの根本的な駆除は、専門的な調査と施工がなければ難しいのが実情です

プロが行うシロアリ駆除はどんな内容なのか?

専門会社が行うシロアリ駆除は、大きく分けて「調査」と「施工」の2段階で進みます。

まず、床下に入って目視で被害の範囲や巣の状況を確認します。私たちヤマト産業では、原則としてお問い合わせから2~3営業日以内での現地調査を実施しており、場合によっては即日対応も可能です。

つづいて、調査の結果をもとに状況に応じた工法をご提案します。

主な施工方法は次の2つです。

  • 【バリア工法】
    床下の木材や土壌に薬剤を散布・注入し、シロアリの侵入ルートを遮断する。即効性が高く、現在も最も広く使われている工法。効果は原則として約5年の持続が期待できる。
  • 【ベイト工法】
    建物周囲の地中に毒エサ(ベイト剤)入りのステーションを埋め込み、働きアリに巣へ持ち帰らせて巣ごと根絶を目指す工法。床下への薬剤散布が不要なため、小さなお子さんやペットがいるご家庭でも安心して施工できる。

どちらの工法が適しているかは、建物の構造や被害状況、ご家庭の事情によって異なります。

「工法のことはよくわからない」という方が多いと思います。当社では、調査結果をもとに状況に合った工法を、費用や施工内容を含めてわかりやすくご説明します。

信頼できる駆除会社を選ぶときに確認すべきこと

シロアリ駆除を依頼するうえで、会社選びは非常に重要です。

残念ながら、強引な営業や不透明な見積もりで不安を感じる方も多いので、依頼前に次のポイントを確認しておくと安心です。

確認ポイントチェック内容
施工実績創業年数・累計件数・年間施工件数が明示されているか
保証内容施工後の保証期間と再施工の条件が明確か
見積もりの透明性無料調査・明細付き見積もりを提示してくれるか
施工体制自社スタッフが対応するか(下請け任せでないか)
アフターフォロー施工後の定期点検や急なトラブル対応があるか

参考までに、私たちヤマト産業は1994年の創業以来、累計100,000件・年間3,000件の施工実績をもつシロアリ駆除の専門会社です

「まず調べるだけ」でも気軽に相談してほしい

「本当にシロアリかどうかもわからないのに、いきなり頼むのは…」と気が引ける方も多いと思います。

でも、その段階でのご相談がもっとも大切です。

調査の結果、異常がなければそれで安心できます。もしシロアリが確認されても、早い段階であるほど対処は比較的シンプルになります。

私たちヤマト産業では、現地調査・お見積もりを無料で行っています。「まず現状を確認したい」という段階からお気軽にご相談ください。

以上、市販品によるDIY対処の限界と、プロによるシロアリ駆除の内容・会社選びのポイントを解説しました。

「まず調べるだけ」という気軽な一歩が、大切な家を守る最初の行動になります!

まとめ:シロアリの疑いがあるなら無料点検から始めよう

ヤマト産業のシロアリ無料点検

ここまで読んでいただいたあなたは、「見つけた虫がシロアリかどうか」を判断するための知識を、十分に身につけられたはずです。

サイズの目安、クロアリとの見分け方、周囲の状況から読み取るサイン…、これらを知っているのと知らないのとでは、同じ虫を見ても気づける情報量がまったく違います

でも実際のところ、知識があっても「自分で断定するのは難しい…」と感じている方がほとんどだと思います。それは当然のことです。

シロアリは木材の内側や土の中に潜み、専門の道具と経験がなければ全体像をつかめません

「わからないから放置する」のではなく、「わからないからプロに確かめてもらう」という判断が、大切な家を守るうえでもっとも賢い選択といえるでしょう!

ヤマト産業の「無料点検」なら現状がすぐにわかる!

私たちヤマト産業は、京都府宇治市を拠点に“京都・奈良・大阪エリアを中心”としたシロアリ駆除に対応しており、累計100,000件を超える施工実績があります。

無料点検では、まず目視で状態を確認し、シロアリの有無や可能性・被害の範囲・侵入経路などをわかりやすくご報告します。

点検・お見積もりは完全無料で、強引な勧誘は一切ありません。お問い合わせから2~3営業日以内に現地へお伺いしており、急ぎの場合は即日対応も可能です。

施工はすべて自社スタッフが担当するため、対応品質にばらつきがなく、施工後も“最長5年保証”と“アフターフォロー体制”を整えています。

「もしかして…」という不安を一人で抱えたままにしないでください!

大切な家のことだからこそ、「プロの目で確かめてほしい」と思ったそのタイミングで、私たちヤマト産業へお声がけください!

中岡 亘由

この記事を監修した人

ヤマト産業取締役。シロアリ業界歴約30年。”コワモテ”だが、部下からは優しいと定評があります(笑)シロアリ駆除、防除、雨漏り防水のコトなら何でも聞いてください!

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京都のシロアリ駆除・雨漏り防水工事専門業者ヤマト産業。寺社仏閣や大手会社の請負歴30年、1000件以上の実績。表面波による地盤調査では取り扱い件数No.1の実績があります。シロアリ駆除・雨漏り防水のほか、地盤調査、害虫・害獣駆除、断熱工事、その他リフォームもお任せ!京都・大阪・奈良エリア対応可。