シロアリ駆除歴30年・ヤマト産業の中岡です。
結論からお伝えします。京都・関西の木造住宅は、シロアリが繁殖しやすい条件が全国平均よりも高い水準で揃っています。
梅雨の時期が近づくと、「床がフカフカする」「羽アリが窓に集まっていた」というご相談が増えます。梅雨が明けたあとに問い合わせが急増することを、私たちは30年間見てきました。しかし、被害はその数週間・数ヶ月前からじわじわと進んでいることがほとんどです。
今回は、京都・関西の木造住宅がシロアリに狙われやすい理由を3つにまとめてお伝えします。梅雨明け前のこの時期に一度ご確認いただくことで、大きな被害を未然に防いでいただければと思います。
【目次】
Toggle理由① 床下の湿気が抜けにくい構造の家が多い
シロアリは乾燥した環境を嫌い、湿った木材を好みます。木材の含水率(木材に含まれる水分の割合)が18〜25%を超えると、シロアリが食害しやすい柔らかさになります。
京都や大阪の旧市街地には、江戸〜明治〜大正期に建てられた町家・長屋が今も多く残っています。これらの建物は、現代の住宅と比べると床下の換気設計が弱いケースが少なくありません。
具体的には、
- 換気口が植栽や荷物でふさがれている
- 通気口の数が現行の建築基準法の基準に満たない
- 増築・改築で換気の流れが変わっている
こういった状況が重なると、床下に湿気が溜まりやすくなり、梅雨の時期に木材の含水率が上昇します。シロアリにとっては「最高の環境」が出来上がってしまいます。
家のかかりつけ医として30年間現場を見てきた立場から申し上げると、「換気口まわりの確認だけで被害のリスクを大きく下げられるケース」が、意外なほど多いのです。
理由② 関西の気候が、年間を通じてシロアリに有利
関西地方(京都・大阪・奈良・兵庫・和歌山)は、日本全国の中でもシロアリの生息密度が高い地域に分類されます。
理由は気候です。
関西は太平洋側の気候に属しており、年間降水量が多く、夏は高温多湿になります。そのため、シロアリが活動しやすい温度・湿度の条件が、年間のうち長い期間にわたって揃いやすくなっています。
特に7月は、木材の含水率が最も上昇する時期と、シロアリの活動(蟻道形成)が最も活発な時期が重なります。慢性疾患のように、表面に症状が出ないまま内側で進行している——私が現場でよく目にする状況がこれです。
「床下を見てもシロアリがいなかったから大丈夫」と思われている方もいらっしゃいますが、蟻道(シロアリが移動するために土や砂を固めてつくる通路)は壁の内部や基礎の裏側に形成されることが多く、肉眼では見えにくい場所にあります。プロが家のレントゲンを撮るように床下全体を確認する「無料点検」が、早期発見に不可欠な理由がここにあります。
理由③ 築20年以上の家は、防蟻処理の保証が切れている可能性が高い
シロアリ防除施工には、施工から5年間の保証がつくのが一般的です(ヤマト産業でも5年完全保証を提供しています)。
問題は、この5年が過ぎた後です。
薬剤の効果は永続しません。前回の施工から5年が経過すると、床下の薬剤効果は徐々に低下し始めます。「5年前に施工したから安心」と思って放置していると、気づかないうちに防御が薄くなっているケースが起こります。
築20年・30年・それ以上の木造住宅では、すでに2〜3回の施工サイクルが経過している可能性があります。しかし実際には「最初の1回以来、一度も点検していない」というお住まいも少なくありません。
梅雨明けを目前にした今この時期は、前回の施工からの経過年数を確認していただくのに最も良いタイミングです。
梅雨明け直後が、実は最も被害が進みやすい
ここまで3つの理由をお伝えしてきましたが、1点補足させてください。
多くの方は「梅雨が明けたら安心」と感じられますが、シロアリの観点では逆です。
梅雨の間に木材が湿気を十分に吸い込んだ後、梅雨明け直後の7月下旬〜8月は、木材の含水率が高いまま気温が上昇します。これがシロアリの食害速度が年間で最も上がる時期です。蟻道の延伸スピードも早く、被害が拡大しやすいタイミングと言えます。
「梅雨明け後に床下点検の予約をいただいた現場で、前年より蟻道が明らかに延びていた」——そういうケースが毎年必ず出ます。
梅雨が明けてからではなく、明ける前の今こそ、点検の予約を入れていただくことをおすすめします。
ヤマト産業の無料床下点検について
私たちヤマト産業は、京都府宇治市を拠点に、京都・大阪・奈良・兵庫・和歌山の関西5府県で、創業29年・累計10万件超の施工実績を重ねてまいりました。
現場で働くスタッフは全員、しろあり防除施工士・1級建物アドバイザー・石綿作業従事者などの資格を保有するプロ集団です。100%自社施工のため、調査・施工・保証まで一貫して同じスタッフが対応します。
無料の床下点検では、
- 床下の湿気・換気の状態
- 蟻道の有無・シロアリ被害の兆候
- 防蟻処理の残存状況
を確認し、結果をわかりやすくご報告します。点検だけで無理に契約を進めることは一切ありません。
「床がなんとなくフカフカする」「前回の施工から5年以上経っている」「そもそも一度も点検していない」——一つでも心当たりがあれば、お気軽にご連絡ください。
ご相談・お見積り
お見積り・ご相談は無料です。
フリーダイヤル:0120-641-844(通話料無料/8:00 – 17:00、日祝休)
公式サイト:https://yamato-sangyo-kyoto.com/
メール:info@yamato-sangyo-kyoto.com
京都・大阪・奈良・兵庫・和歌山でシロアリ駆除・床下点検のご相談は、ヤマト産業へお気軽にどうぞ。



