床下の水漏れは地盤とシロアリの両方を傷めます|床が沈む・地面が陥没する原因と見つけ方

床下の水漏れは地盤とシロアリの両方を傷めます|床が沈む・地面が陥没する原因と見つけ方

「洗面所の床が、なんとなく沈む気がする」「家の外の地面の一部が、くぼんできた」——その原因が、床下の見えないところで起きている水漏れであることがあります。

床下の水漏れは、ただ水がもったいないだけの問題ではありません。結論からお伝えすると、床下の水漏れは、家を支える「地盤」と、木材を食べる「シロアリ」の両方に悪い影響を与えます。

この記事では、無料床下点検で配管の水漏れまで確認している私たちヤマト産業が、水漏れが家に与える影響、ご自身でできる確認方法、見つけたときの対処の順番をお伝えします。

水漏れは、気づかれないまま続くことが多い

床下の配管は、ふだん目にすることがありません。継ぎ目から少しずつ水がしみ出していても、床の上で暮らしている限り、まず気づかないのです。

しかも、床下の土は水を吸い込むため、水たまりにならずに地面の中へ消えていきます。気づいたときには、何か月、何年も漏れ続けていた——というケースも珍しくありません。

「もっと早く気づいていれば」と思われるかもしれませんが、これは決してお住まいの方の責任ではありません。床下の水漏れは、床下に入らない限り見えないものだからです。

住まいの診断を担当するキャラクター Dr.ヤマト

水漏れは、家の「血管」からの小さな出血です。
早めに見つけられれば、大きな治療はいりません。

水漏れが「地盤」に与える影響——床の沈み・地面の陥没

床下の土に水が流れ続けると、少しずつ土の粒が流され、土の中にすき間ができていきます。とくに砂の多い土や、締まりの弱い盛土で起きやすい現象です。

床下の水漏れが地盤とシロアリに与える影響のイメージ図
床下の水漏れのイメージ図。配管の継ぎ目からの水漏れで土が湿り、束石の下の土が流されて床が沈む様子や、カビ・シロアリ、家の外の地面のくぼみを示しています。

その結果、次のようなことが起こります。

  • 床を支える束(つか)の足元が沈む — 床下で床を支えている束石の下の土がやせて、床が沈んだり、きしんだりします
  • 基礎の下の土がやせる — 基礎の一部の下だけ土が緩むと、家がわずかに傾いて沈む「不同沈下」の原因になり、基礎にひび割れが入ることがあります
  • 地面がくぼむ・陥没する — 家の外側の配管で漏れている場合、地面の一部が急にくぼむことがあります

一般的に、床が沈む原因としてはシロアリや木材の腐れがよく知られていますが、実際の現場では、床下の土が水で流されて床を支える足元がなくなっていたというケースもあります。床の沈みは、原因によって直し方がまったく違います。

水漏れが「シロアリ」を呼ぶ理由

もうひとつの大きな問題が、湿気です。

シロアリは乾燥に弱く、湿った土と湿った木材を好みます。水漏れで床下の土がいつも湿っていると、そこはシロアリにとって最高の環境になります。

さらに、ヤマトシロアリは土から自分で水を運び上げられる高さに限りがありますが、水漏れや結露で水分が補われると、ふだんは届かない高さまで被害が広がることがあります。浴室や洗面所、台所など、水まわりの下でシロアリの被害が多いのはこのためです。

また、湿った木材には、木を腐らせる木材腐朽菌も繁殖します。シロアリと腐朽菌は、どちらも湿気がきっかけで起こる被害です。

– 床下の水漏れが家を傷める2つの道 –
床下の配管から水漏れ
▼ ▼
地盤への影響
土の粒が水で流される
▼
束石や基礎の下にすき間ができる
▼
床が沈む・基礎にひび・地面がくぼむ
シロアリへの影響
床下の土がいつも湿る
▼
シロアリと腐朽菌が集まる
▼
土台や床下の木材が傷む
▼ ▼
直したあとも、床下の確認が必要

ご自身でできる水漏れの確認方法

床下に入らなくても、水漏れの疑いを確かめる方法があります。

水道メーターで確かめる

– 水道メーターで水漏れを確かめる –
1.
蛇口をすべて閉める
家の中と外の蛇口を閉め、トイレや給湯器も使っていない状態にします。
2.
メーターのふたを開ける
水道メーターのふたを開け、パイロット(小さな銀色や赤色の回転部分)を探します。
3.
パイロットを見る
水を使っていないのにゆっくり回っていれば、どこかで水が漏れている可能性があります。

見逃しやすいサイン

  • 水道料金が、使い方は変わらないのに高くなってきた
  • 水を使っていないのに、床下や壁の中から水の流れる音がする
  • 洗面所や台所、浴室の床がふわふわする、沈む
  • 床下の点検口を開けると、カビ臭い・土が湿っている
  • 家の外の基礎のそばの地面が、くぼんでいる・いつも湿っている
  • 冬に水道管が凍ったあと、なんとなく水の出が悪い
住まいの診断を担当するキャラクター Dr.ヤマト

ひとつでも当てはまったら、床下を見てみましょう。

水漏れを見つけたら——対処の順番

– 水漏れを見つけたら——対処の順番 –
1.
まず水漏れを止める
配管の修理は、お住まいの地域の水道局が指定する工事店にご依頼ください。応急的には、水道メーターの横にある元栓を閉めると被害の広がりを止められます。
2.
床下の土と木材を乾かす
修理後も、床下の土はしばらく湿ったままです。換気の状態を確認し、乾燥を待ちます。
3.
シロアリと腐れを確認する
水漏れが長く続いていた場所の周りは、シロアリの被害や木材の腐れが進んでいることがあります。
4.
床の沈み・基礎のひびを確認する
束の足元の沈みや基礎のひび割れがあれば、補修や調整が必要です。
水漏れは「直して終わり」にしないことが大切です。

大切なのは、水漏れを直して終わりにしないことです。漏れを止めても、その間に湿った床下でシロアリが入り込んでいたり、土が流されて床の足元が弱っていたりすれば、問題は残ったままになります。

床下点検では、配管の水漏れも確認しています

私たちの無料床下点検(約45分)では、シロアリの被害だけでなく、次の項目もあわせて確認しています。

  • シロアリの被害・蟻道の有無
  • 配管からの水漏れ
  • 基礎のひび割れ
  • 換気・湿度の状況
  • 断熱材の状態

水漏れは、地盤とシロアリの「両方の原因」になります。シロアリ防除と地盤調査の両方を行っている私たちだからこそ、床下で見つけた水漏れの跡から、床の沈み、基礎のひび、シロアリの被害までをつなげて見立てることができます。

まとめ

  • 床下の水漏れは、土を流して床の沈みや地面の陥没を招きます
  • 同時に床下を湿らせ、シロアリや木材腐朽菌を呼び込みます
  • 水道メーターのパイロットで、水漏れの疑いはご自身でも確かめられます
  • 水漏れは「直して終わり」ではなく、シロアリ・床の沈み・基礎のひびまで確認することが大切です

ご自身のお家の床下がどの状態か、確かめるのは難しいものです。私たちヤマト産業では、京都府宇治市を拠点に関西5府県で30年、累計10万件超の施工実績を重ねてまいりました。まずは無料の床下点検から、お気軽にご相談ください。

シロアリ・雨漏り・地盤調査・断熱・住宅診断のお悩みは、関西エリア(京都・大阪・奈良・兵庫・和歌山)であれば、ヤマト産業にお任せください。

お見積り・ご相談は無料です。

フリーダイヤル:0120-641-844(通話料無料/8:00 – 17:00、日祝休)

公式サイト:https://yamato-sangyo-kyoto.com/

中岡 亘由

この記事を監修した人

ヤマト産業取締役。シロアリ業界歴約30年。”コワモテ”だが、部下からは優しいと定評があります(笑)シロアリ駆除、防除、雨漏り防水のコトなら何でも聞いてください!

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京都のシロアリ駆除・雨漏り防水工事専門業者ヤマト産業。寺社仏閣や大手会社の請負歴30年、1000件以上の実績。表面波による地盤調査では取り扱い件数No.1の実績があります。シロアリ駆除・雨漏り防水のほか、地盤調査、害虫・害獣駆除、断熱工事、その他リフォームもお任せ!京都・大阪・奈良エリア対応可。