【プロ監修】羽アリの対策はどうする?今すぐできる駆除方法も解説

【プロ監修】羽アリの対策はどうする?今すぐできる駆除方法も解説

羽アリを発見しましたか?それは危険な兆候かもしれません。ですが、まずは落ち着いてください。

「でも、どうやって対策すればいいかがわからない……」

というお気持ちはわかります。羽アリがいるということは「シロアリ被害にあっているということ?」と不安になりますよね。関西エリアで一般的に羽アリと言えば、木材をエサにすることで住宅に甚大な被害を及ぼす「イエシロアリ」や「ヤマトシロアリ」の羽アリのこと。ただし、シロアリではなく「クロアリ」の可能性もありますので落ち着いて対処しましょう。

ここでは、「シロアリ」の疑いがある場合の羽アリ対策方法と今すぐにできる駆除方法について、詳しくお伝えするので読んでみてください。「シロアリ」と「クロアリ」の違いについては下記の記事で解説しています。

私たちヤマト産業は、シロアリ駆除歴30年・年間3,000件。京都・大阪・奈良など関西圏のシロアリ駆除に精通しているプロフェッショナルです。実際の実例を元にお伝えしますので、羽あり被害の程度により、今すぐ取るべき行動がわかります。

なお、関西地方にお住まいで一刻も早くプロに任せたい方、まずは相談したい方は、こちらからご連絡ください。気になる方は無料でお家診断も可能です。

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下記の動画にも概要をまとめたので、ぜひご覧ください!

現れた羽アリの増加を確実に止める方法はない

羽アリ

冒頭から絶望的な事実をお伝えするのは、とても気が引けるのですが、実は現れたハネアリの増加を食い止める方法はありません。羽アリ対策は、羽アリを駆除するというよりも、羽アリが現れないように対策することが重要になります。

羽アリは一度、姿を現すと、時間の経過とともに大きく増加し、たちまち家の中にあふれかえってしまいます。

弊社スタッフの体験談より

ちょうどつい先日のことです。弊社スタッフの親族から「家の中に大量の羽アリがいる」と連絡がありました。急いで駆けつけたところ、部屋をおおいつくすほどの羽アリが発生していて、発見した親族は、驚きのあまり手に持っていた食器を落として割ってしまったそうです。

実は、この段階で慌てるのは早計。羽アリが群れをなして飛ぶ、「群飛」と呼ばれる習性は通常1時間程度で終わります。そのため弊社スタッフは「大丈夫だよ」と慌てた親族をなだめ、しばらく放置し、群飛が収まるのを待ちました。その後、掃除機を使い、残らず吸い取りました。後ほど詳しく紹介しますが、こうしたアナログな方法で慌てず応急処置をすることが大切です。

もちろんその後、ヤマト産業でシロアリ駆除を行い、2日程で羽アリは発生しなくなりました。

奥村雄太
いきなり大量に現れたら、びっくりしますよね。(スタッフ奥村)

このように、いったんハネアリが発生すると数百から数千匹のハネアリが一斉に飛び立つことがあります。これだけ多くの羽アリを確実に止める方法は今のところありません。さらに詳しく説明すると、シロアリ駆除を行っても、その日のうちにシロアリが全滅するわけではなく、薬の効果で徐々に減らすことになります。

そのため、シロアリ駆除を行っても数日間は羽アリが発生する可能性があります。

羽アリの対策方法

羽アリは、いったん発生すると、すぐに止めるのが困難なため以下の5つの方法で羽アリが発生しない状況を作ることがポイントです。

  • シロアリ対策のできる家の構造にする
  • 羽アリが発生する前に予防工事を行う
  • 定期的な点検を行う
  • 木材や段ボールを家のまわりに放置しない
  • 雨漏りや配水管の水漏れはすぐに修理する

羽アリの対策方法について、詳しく見ていきましょう。

シロアリ対策のできる家の構造にする

日本の住宅に甚大に被害を及ぼすシロアリは、「ヤマトシロアリ」と「イエシロアリ」です。いずれも、以下のような特徴があります。

  • 湿気が多い場所を好む
  • 薄暗い場所を好む
  • 湿っている、腐敗している木材を食べる
  • 地中から侵入してくる傾向がある

床下や水回りのように、風通しや日当たりが悪い箇所にシロアリが発生し、その結果、大量の羽アリが発生する傾向があります。このような特徴を理解したうえで、羽アリが発生しない環境を作ることが大切です。具体的な方法について見ていきましょう。

シロアリが侵入できないように対策する

シロアリの主な侵入経路とそれぞれの対策方法を紹介します。

白ありの侵入経路
進入経路基礎の立ち上がり配管貫通部基礎の打ち継ぎ部玄関ポーチ
対策方法蟻道を発見しやすい構造にする地面からの埋設管ではなく、基礎の横から配管を通す基礎止水プレートで継ぎ目をなくす玄関ポーチまで一体型のベタ基礎にする

これらの対策は、新築時に行う必要があります。これから家を建てる方は、上記の対策ができるか工務店に相談しましょう。

パイプ工法を施す

パイプ工法は、建物の外周にパイプを設置し、定期的に薬剤を注入してシロアリの侵入を防ぐ方法です。繰り返し施工することでシロアリの発生を半永久的に抑えることができます。

柱や土台に薬剤を散布する

薬剤を柱や土台に散布することで、シロアリの侵入を防ぎます。また、木部に防腐剤入りの薬剤を使用することで、木材の耐久性を上げることができます。

防蟻処理された構造木材や断熱材を採用する

新築時に構造木材に防蟻・防腐薬剤を注入する加圧注入という方法があります。この方法は主に材木屋が専用の機械で木材に薬剤を注入するものになります。加圧注入材を使用することにより、シロアリの被害を低減できます。また、近年増加している基礎断熱工法では、断熱材がシロアリの被害にあうことがあるため、防蟻加工済みの断熱材を使用し、パイプ工法と合わせて対策を行うことをお勧めしています。

シロアリにとって食べにくい木材を使用する

シロアリが嫌がる木材種類(例: 檜、杉、ケヤキ、チーク、ヒバ、ローズウッド)で家を建てることで、羽アリの発生を抑えることができます。これらの木材は種類によって特徴が異なるため、羽アリ対策以外の視点も踏まえて選ぶことが大切です。

楢の木で作られた床

羽アリが発生する前に予防工事を行う

羽アリが発生する前に、以下の予防工事を行うことも対策の1つです。

  • バリア工法の追加
  • ベイト工法を行う

シロアリ予防(バリア工法)を追加する

バリア工法の効果の持続期間は5年程度のため、定期的に追加で再処理が必要です。定期的に予防処理をすることにより、羽アリの発生を防ぐことができます。

ベイト工法を行う

ベイト工法は、駆除剤を含むエサ建物外周に設置する方法です。バリア工法と比べて家の中に薬剤を散布する必要が無い為、薬剤が気になる方におすすめです。ベイト工法をおこなうには、年に1~2回のモニタリングが必要になり、コスト的には割高になる傾向があります。

定期的な点検を行う

シロアリの発生に早く気づき、対策することで羽アリによる被害を抑えることができます。そのため、定期的に床下を点検しましょう。床下へ出入りできない、床下が狭くて入れないといった場合、どうしても業者に点検を依頼することになります。

そのため、なるべく床下への出入り口は人が入れる十分なスペースを確保しておくことが大切です。

床下侵入

木材や段ボールを家のまわりに放置しない

家の周りに、木材や段ボールなどを放置しないようにしましょう。シロアリのエサになるため、家の周りに集まってきて侵入されるリスクが高まります。また、段ボールや木材の下が隠れ場所になり、発見が遅れてしまう可能性もあります。羽アリの発生場所としてこのような家の周りの段ボールや木材は少なくありません。

どうしても家の周りに木材や段ボールを置く必要がある場合は、土との接点をなくすためにブロックの上に置きましょう。

雨漏りや配水管の水漏れはすぐに修理する

雨漏りや排水管の水漏れなどは、なるべく早く修理しましょう。雨漏りによる湿気の影響で木材が湿ると、シロアリを寄せ付けてしまい、羽アリの発生につながります。また、湿った木材が腐敗するともろくなり、家の耐久性にも悪影響が及びます。

ハネアリ

羽アリが出たときの対処法・応急処置

ここまでに紹介した対策は、あくまでも羽アリを発生させないための方法です。もしも羽アリが現れた場合は、次のように対処・駆除しましょう。

窓をあけ、屋外へ誘導する

シロアリの羽アリは光の方向へ飛んでいく習性がありますので、近くの窓をあけ、その他の窓は光が入らないようにすることで、ある程度の羽アリを屋外に誘導することが出来ます。ただし、近くに窓がない場合や窓の多いお家では誘導することが難しくなる傾向があります。

掃除機で吸う

羽アリは掃除機で吸うことで、簡単に駆除できます。しかし、大量に発生している場合は、どこから発生しているのかがわからないため、どれだけ掃除機で吸っても次から次へと発生するでしょう。

そのため、発生箇所がわかっている場合に限り、有効な方法と言えます。また、羽アリの侵発生箇所がわからない場合は、窓を開けて1時間ほど待機し、群飛が終わるのを待ちましょう。そのうえで羽アリを掃除機で一網打尽にすれば、いったんは部屋から羽アリを排除できます。

扇風機で羽アリを外へ誘導する

窓の周りに羽アリが大量に発生している場合は、窓を開けて威力の強い扇風機で屋外へ誘導するのも1つの方法です。強い風を一直線に出せるサーキュレーターが望ましいでしょう。

テープで出口を塞ぐ

羽アリが出てくる場所がわかる場合は、発生箇所をテープで塞ぎます。シロアリから光が見えないようにアルミテープなどで塞ぐことをお勧めします。
ただし、羽アリを封じ込めても、根本的にシロアリを駆除しない限りは何度でも羽アリが発生する可能性があるため、プロによる羽アリ対策・駆除は必須です。

羽アリ対策・駆除はプロに任せるのがおすすめ

スタッフ写真
シロアリ駆除30年!ヤマト産業の社員たち

シロアリ対策を実践することで、羽アリの被害を最小限に抑えることができます。しかし、すでに羽アリが発生している場合はシロアリ駆除をおこなうことが、羽アリの侵入を防ぐ最大の防御となります。

シロアリは繁殖力が非常に強く、被害が短期間で広がってしまいます。まずは、羽アリ・シロアリの専門家に相談することをおすすめします。

ヤマト産業では床下の無料調査を実施しておりますので、関西圏で羽アリを見つけた方や駆除・対策を検討している方はお気軽にご相談ください。

中岡 亘由

この記事を監修した人

ヤマト産業取締役。シロアリ業界歴約30年。”コワモテ”だが、部下からは優しいと定評があります(笑)シロアリ駆除、防除、雨漏り防水のコトなら何でも聞いてください!

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京都のシロアリ駆除・雨漏り防水工事専門業者ヤマト産業。寺社仏閣や大手会社の請負歴30年、1000件以上の実績。表面波による地盤調査では取り扱い件数No.1の実績があります。シロアリ駆除・雨漏り防水のほか、地盤調査、害虫・害獣駆除、断熱工事、その他リフォームもお任せ!京都・大阪・奈良エリア対応可。