あなたのお家のシロアリ対策は万全ですか?
なにも対策をしていない住宅であれば、シロアリの被害を受ける可能性は高くなります。もし、ほんの少しでも、シロアリの被害を放置することは、大きなリスクであり、不測の事態を引き起こすことにも繋がりかねません。
もちろん、シロアリの被害を受けた場合でも、すぐに建物が倒壊してしまうことはありませんが、手遅れとなる前にしっかりと対策としておくことが重要です。
京都府宇治市に本拠地を置く株式会社ヤマト産業は、シロアリ駆除歴29年。京都の寺社仏閣や企業をはじめ年間3000件の施工実績をもつ、シロアリ駆除のプロフェッショナルです。これまで「もっと早く対策しておけば……」というお家をたくさん見てきました。
そこで今回は、シロアリの被害を放置するとどうなってしまうのか、また手遅れになる前にどのようなことやっておくべきなのかなど、詳しく解説いたします。
【目次】
Toggleシロアリ被害の放置は、リスクしかない!
住宅がシロアリ被害を受けている場合、放置するとまぎれもなく重大なリスクが考えられます。よくある事例として、以下のリスクがあります。
- 建物の強度が低下する
- 建物寿命を縮める
建物の強度が低下する
シロアリの被害を放置すると、建物の強度を低下させる可能性が高くなります。なぜなら、シロアリが建物内へ侵入するときは、そのほとんどが床下からで、その床下の木材をシロアリが食い尽くすからです。
木造住宅の床下には、土台や柱など、建物を支える重要構造として木材が多く使われています。シロアリの侵入を許せば、知らないうちに被害が進行してしまうケースがあるのです。
もし、「耐力壁」といって、地震などの揺れに対する耐力を発揮し、建物の耐震性や安定性を確保するために設けるところが被害を受けると、著しく建物強度を低下させることにもつながりかねません。
建物寿命を縮める
シロアリの被害を放置すると、建物の寿命を縮めるリスクが考えられます。被害を受けた場合でも、すぐに建物が倒壊することはありません。
しかし、強度が低下した建物は、万が一の地震発生時には、その揺れに耐えられない可能性が高くなります。実際に1995年に発生した「阪神淡路大震災」において、全壊した建物の約90%がシロアリの被害を受けていたことからも、その影響は明らかです。
日本は地震大国であり、これまで多くの大規模地震による被害を経験してきました。これからも、いつ、どこで地震が発生するのか、だれも予測することはできません。
地震から建物を守り、長持ちさせるためにも、継続的なシロアリ対策を行っておくことが非常に重要です。
シロアリの被害を受けて手遅れになる前にやっておきたいこと
ここまでお伝えしてきたように、住宅のシロアリ被害を放置することは、不測の事態を招くリスクがあります。
また、一度シロアリの侵入を許したら、その被害はどんどん拡がっていく注意しなくてはなりません。残念ながら、気づいた時にはもう手遅れ、というケースが本当に多いのです。
そうなる前にやっておきたいことについて、以下にご紹介いたします。
セルフチェック
建物がシロアリの被害を受けている場合、ある一定の症状が現れることがあります。
その症状を見きわめることで、シロアリの被害にいち早く気づき、有効な対策を講じることが可能となります。
シロアリの被害を受けているときに現れやすい症状とは、以下の通りです。
以上のような症状が確認できたら、すでにシロアリの被害を受けている可能性を疑ってみることが重要になります。
また、実際にシロアリの存在を確認した場合は、加害が進んでいると考え、これ以上拡大しないよう努める必要があるでしょう。
とはいえ、市販の殺虫剤を使って駆除することは、あまりおすすめできません。なぜなら、市販の殺虫剤は、目の前にいるシロアリに対しては効果を発揮するものの、巣にいる仲間たちを駆除することはきわめて難しいためです。
さらには、仲間たちに警戒を与え、その後に行う駆除を困難なものにしてしまうことも考えられます。
よって、シロアリの駆除を行う場合は、ドミノ効果が期待できる専門業者へ相談してみることをおすすめいたします。
なお、シロアリ駆除のドミノ効果については、以下の記事を参考にしてください。
専門業者による対策
シロアリから効果的に建物を守るには、シロアリに侵入させないことが重要になります。
しかし、土の中に巣をつくって集団で暮らしている無数のシロアリは、常にエサを求めて活動しているため、なにも対策をしていない建物であれば、絶好の餌場とされてしまう可能性が高まります。
そのため、シロアリが侵入する隙を与えないよう持続的な対策を講じておくことが重要であり、それが専門業者の行う薬剤散布による予防です。
床下の土壌や木部などに薬剤を散布しておくことで、それがバリアとなって建物内への侵入ルートを断つことが可能となります。
なお、薬剤散布によるシロアリ対策の詳しい内容は、以下の記事を参考にしてください。
まとめ
シロアリの被害を受けた住宅は、直ちに倒壊するなどのダメージはないものの、これを放置すると、手遅れになるケースも当然にあります。
そのため、手遅れになる前に、しっかりと対策をしておくことが重要なのです。
ヤマト産業では、30年近くもの経験に基づくノウハウと、安心な自社施工により、シロアリの被害からお客様を守ることを第一に施工を行っています。
どのような些細なことでも遠慮なくお問い合わせください。