【シロアリ対策は自分でできる?】効果的な4つの方法

【シロアリ対策は自分でできる?】効果的な4つの方法

「シロアリ被害を受ける前に対策しておきたいのですが、どうすれば良いですか?」「自分たちでできることはありますか?」とご相談いただくことがあります。

シロアリ被害は放っておけば、建物の構造がスカスカになり、地震や台風などの災害にも弱くなり大変危険!自分でできる対策は可能な限り行っておくとよいでしょう。シロアリ専門業者に予防を依頼する方法もありますが、自分で行うこともこともできます。

京都府宇治市に本拠地を置く株式会社ヤマト産業は、シロアリ駆除歴29年。京都の寺社仏閣や企業をはじめ年間3000件の施工実績をもつ、シロアリ駆除のプロフェッショナルです。

シロアリ駆除風景
※京都でシロアリ駆除歴29年!白ありのことならお任せください。

今回は、自分でできる効果的な4つの【シロアリ対策方法】をご紹介します。この記事を読んで早期の「シロアリ対策」を行うことでシロアリ被害を予防し、万一、シロアリの侵入を許したとしても被害を最小限に抑えることができます。

安心して長く暮らすためにも、ぜひ最後まで読んでシロアリ被害に備えてください。

自分でできるシロアリ対策の目的

シロアリ対策を行うにあたり、その目的について理解しておくことが重要になります。その目的とは、シロアリにとって都合のよい環境をつくらないことです。

シロアリにとって都合のよい環境とは、おもに以下のようなことが挙げられます。

  • エサがある
  • 湿気が多い
  • 日当たりが悪い

シロアリは、これらの環境を好みます。

ヤマト産業 井野 真司
白あり被害を防ぐには、シロアリの嫌がることをする!

一度被害を受けてしまうと元の状態に戻すことは難しくなるため、シロアリが好む環境をつくらないよう予防することが重要になります。

そうすることで、シロアリの侵入を防ぎ、生育しにくい環境をつくれるようになるのです。

自分でできる効果的なシロアリ対策

効果的なシロアリ対策とは、シロアリにとって都合のよい環境を排除することです。

シロアリ対策は、自分でできることも多く、それらを適切に実践することで効果を発揮します。

自分でできる効果的なシロアリ対策のなかでも、とくに重要なことといえば以下の4つが挙げられます。

  • 建物周囲に白ありのエサとなるものを置かない
  • 白ありにとって快適になるので基礎の換気口を塞がない
  • 白ありの侵入口となるため建物近くに荷物や設置物を置かない
  • 白ありセルフチェックを行う

建物周囲に白ありのエサとなるものを置かない

シロアリは、おもに木材をエサとします。シロアリが好んで木材を食べるのは、含まれている成分のひとつ「セルロース」を栄養源としているためです。

また、段ボールや新聞紙なども木材でつくられていることから「セルロース」を含んでおり、シロアリの恰好のエサとなってしまいます。

白ありのエサは木材です!
白ありのエサは木材です!

建物の周囲に木材や段ボールなどを放置することは、シロアリにエサを与えていることであり、さらには多くの仲間を呼び寄せるきっかけにもなりかねません

シロアリ対策としては、シロアリのエサになるようなものは建物の周囲に置かないよう、十分に配慮することが必要です。

なお、シロアリのエサに関することは以下の記事を参考にしてください。

白ありにとって快適になるので基礎の換気口を塞がない

シロアリは湿気を好みます。

基礎換気口を塞ぐようにものを置いてしまうと、床下の通気性が損なわれ、湿気がこもった状態が続いてしまいます。

床下の湿気は、シロアリにとって都合のよい環境をつくりやすくなるばかりか、木材腐朽菌やカビなどの繁殖にもつながる原因となるのです。

植栽やエアコンの室外機で換気口を塞がないように!
植栽やエアコンの室外機で換気口を塞がないように!

植栽やエアコンの室外機の設置、あるいは雑草が伸びるなどして換気口が塞がれると、空気の流れを止めてしまいます。

シロアリ対策としては、床下の換気機能を適切に発揮し、常に外部の空気との入れ替えを行いながら湿度調整を図ることが重要です。

白ありの侵入口となるため建物近くに荷物や設置物を置かない

シロアリは地下から建物に侵入することが多いです。

建物のすぐ近くに荷物や倉庫などの設置があると、その間の空気の動きは滞り、日光も当たりにくく、シロアリの格好の侵入口となってしまいます

また、シロアリは、普段土の中で生活をしていることもあり、暗くジメジメした環境を好むので、外部から建物内へ侵入するには、このような場所が都合がよいのです。

ヤマト産業 中岡 亘由
日当たりの悪いところは要注意!

特に、日当たりの悪い北側などは、湿気が溜まりやすいことから、十分な配慮が必要になります。

シロアリ対策としては、できるだけ建物近くへ荷物や設置物を置くことを避け、日当たりと通気性を確保することが重要です。

白ありセルフチェックを行う

住宅がシロアリの影響を受けている場合、一定の症状が見られます。

その症状をいち早く察知することにより、被害の拡大を食い止め、素早い対処が可能となります。

よって、シロアリ被害の可能性について、ときにはセルフチェックを行うことが重要です。

おもなチェックポイントは、以下のことなどが挙げられます。

  • 4~7月にかけて羽アリを見つけた
  • 基礎などに蟻道を見つけた
  • 壁や柱などを叩くと空洞音がする
  • 床の一部が沈む
  • 建具の建てつけが悪くなった
  • 庭の垣根や門柱がぐらつく

これらチェックポイントに当てはまることがあるようなら、専門業者へシロアリ点検を依頼することをお勧めいたします。

シロアリのハネアリとクロアリのハネアリ
4月下旬~6月初旬に目撃が多発する羽アリ。

とくに羽アリや蟻道を見つけた場合は、すでにシロアリが侵入している可能性が高いと考え、できるだけ早く適切な対処を行う必要があります。

なお、シロアリを見つけた際の対処法については、以下の記事参考にしてください。

また、シロアリの床下点検は自分で行うことも可能ですが、適切な服装と道具が必要となるうえ、非常に体力を使う作業となります。

プロの業者であれば、被害を受けやすい場所など重点的に確認するポイントもわかっているため、まずは信頼できる業者に相談みるとよいでしょう。

まとめ

これらの方法を実践することで、シロアリ被害を可能な限り防ぎ、被害を最小限にすることができます。しかし、シロアリの繁殖力や被害の広がりは非常に速いため、対策が難しい場合は専門家に相談することをおすすめします。地域のシロアリの種類や被害状況に応じた適切な対策を専門家が提案してくれます。早めの対応で建物を守り、快適な環境を保つためにも、シロアリ対策を怠らないようにしましょう。

なお、ヤマト産業でも、床下の無料調査を実施しています。 シロアリを見つけた方や駆除を検討している方は、お気軽にご相談ください。

薬師寺・井野・土田
シロアリ駆除のヤマト産業スタッフ
中岡 亘由

この記事を監修した人

ヤマト産業取締役。シロアリ業界歴約30年。”コワモテ”だが、部下からは優しいと定評があります(笑)シロアリ駆除、防除、雨漏り防水のコトなら何でも聞いてください!

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京都のシロアリ駆除・雨漏り防水工事専門業者ヤマト産業。寺社仏閣や大手会社の請負歴29年、1000件以上の実績。表面波による地盤調査では取り扱い件数No.1の実績があります。シロアリ駆除・雨漏り防水のほか、地盤調査、害虫・害獣駆除、断熱工事、その他リフォームもお任せ!京都・大阪・奈良エリア対応可。